気分を変えてちょっと寄り道!
(『世界ふれあい街歩き』風)
今月号は展覧会ではなく建築物のレポートです。
思いのほか良かったので、興味のある方には是非ともオススメしたいです。
田んぼや日本家屋が連なる細い路地の一角に、
空に向かって堂々とそびえ立つレンガ造りの教会堂。
圧巻でした。
(『世界ふれあい街歩き』風)
今月号は展覧会ではなく建築物のレポートです。
思いのほか良かったので、興味のある方には是非ともオススメしたいです。
田んぼや日本家屋が連なる細い路地の一角に、
空に向かって堂々とそびえ立つレンガ造りの教会堂。
圧巻でした。
大刀洗(たちあらい)という地名を初めて耳にしたのは、たぶん大学1年生の時。
カトリックの同級生がいて、彼女のお母さんが大刀洗の出身でした。
その時はじめて、隠れキリシタンがいたまちだと知りました。
この地にキリスト教が伝わったのは織田信長や豊臣秀吉の時代らしいので、
同級生がクリスチャン何世なのかをたどると、きっとビックリする数字になります。
その時はじめて、隠れキリシタンがいたまちだと知りました。
この地にキリスト教が伝わったのは織田信長や豊臣秀吉の時代らしいので、
同級生がクリスチャン何世なのかをたどると、きっとビックリする数字になります。
今村天主堂を知ったのは、今年のお正月に大浦天主堂へ行ったあと。
たまたま本屋さんで『日本の最も美しい教会』という本を立ち読みした時。
福岡にもある!と思った半面、地理的にまったく場所が分からなかったので、
機会があれば...くらいでした。
たまたま本屋さんで『日本の最も美しい教会』という本を立ち読みした時。
福岡にもある!と思った半面、地理的にまったく場所が分からなかったので、
機会があれば...くらいでした。
この日はもともと久留米市美術館へ。
福岡市内から国道3号線と九州自動車道を避けて山側の県道35号線と53号線で南下。
GWなのにビックリするくらいすいてたので、
ケチって下道で行きたい人にはオススメです。
その時ナビに現れたのが「大刀洗」でした。
福岡市内から国道3号線と九州自動車道を避けて山側の県道35号線と53号線で南下。
GWなのにビックリするくらいすいてたので、
ケチって下道で行きたい人にはオススメです。
その時ナビに現れたのが「大刀洗」でした。
堂内の見学は信徒さんが付き添い。
撮影禁止ですが、解説してくれます。
(上の写真はステンドグラスの窓越しに撮ったもの。加工してます)
そして偶然にも、今年は「今村信徒発見150年」。
数百年前からひそかに信仰を守り続けてきたこの地に、
長崎から4人の信徒がやってきたのがきっかけ。
しかも徒歩で。
撮影禁止ですが、解説してくれます。
(上の写真はステンドグラスの窓越しに撮ったもの。加工してます)
そして偶然にも、今年は「今村信徒発見150年」。
数百年前からひそかに信仰を守り続けてきたこの地に、
長崎から4人の信徒がやってきたのがきっかけ。
しかも徒歩で。
そしてもっと驚いたのは、私に付き添って下さった信徒さんは、
つい先日ほかの信徒さんと同じルートを歩いてみたんだそうです。
「いやぁ、酒の勢いで言っちゃったばっかりに~」とはにかんでらっしゃったケド、
長崎から大刀洗まで計4日もかかったんだとか。
つい先日ほかの信徒さんと同じルートを歩いてみたんだそうです。
「いやぁ、酒の勢いで言っちゃったばっかりに~」とはにかんでらっしゃったケド、
長崎から大刀洗まで計4日もかかったんだとか。
(信徒さん曰く、どうやって入れたのか不明なんだとか)、
歴史的な外観や内装の妨げにならないように
蛍光灯が目立たない場所に設置してあったり。
2015年には国の重要文化財に。
こちらから尋ねたらいくらでも答えてくれそうな信徒さんも、
建築物としても、大変興味深かったです。
ステンドグラスも美しいので、時間帯によって堂内の表情がまったく変わるんだとか。
付き添いの方のオススメは、講壇側から西日が差し込む夕方ごろだそうです。
付き添いの方のオススメは、講壇側から西日が差し込む夕方ごろだそうです。
機会があったらまた行ってみようと思います。
そうそうそれから、最近始まった「夜の九博」にも同じ日に行ってきました。
金・土曜は20時まで開館。
大型連休中とは思えないほどすいていて、企画展も常設展もゆっくりのんびり。
団体さんもいません。
こちらもとってもオススメ。
『国指定重要文化財 今村天主堂』
(大刀洗町のホームページより)
拝観時間や行き方、拝観時の注意点などが載ってます。
『日本の最も美しい教会』(エクスナレッジ)
八木谷 涼子(著)、鈴木 元彦(写真)
『【月刊OMA】2017年1月 ~「日本二十六聖人」をたずねて長崎へ』
(当ブログより)
金・土曜は20時まで開館。
大型連休中とは思えないほどすいていて、企画展も常設展もゆっくりのんびり。
団体さんもいません。
こちらもとってもオススメ。
『国指定重要文化財 今村天主堂』
(大刀洗町のホームページより)
拝観時間や行き方、拝観時の注意点などが載ってます。
『日本の最も美しい教会』(エクスナレッジ)
八木谷 涼子(著)、鈴木 元彦(写真)
『【月刊OMA】2017年1月 ~「日本二十六聖人」をたずねて長崎へ』
(当ブログより)
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2017年5月の記録
3日 福岡アジア美術館 【常設展】
「アニッシュ・カプーアとインドのカタチ」
「光をつかまえて」
art space tetra 【個展】
篠原 達郎「色ろ」
5日 久留米市美術館 【個展】
「武内貴子展 Sub Rosa バラの下で」
KANZE ARTS 【グループ展】
「九州美術系大学卒業制作選抜作品展2017」
九州国立博物館 【展覧会】
日タイ修好130周年記念 特別展「タイ~仏の国の輝き~」
7日 ART HUB 三樹荘 【グループ展】
九州産業大学 大日方ゼミ写真展
「AREA→APARTMENT」
13日 福岡アジア美術館 【トークイベント】
福岡ミュージアムウィーク2017
東山彰良トークショー
Gallery MORYTA 【個展】
三津木晶展「tablecross」
20日 WALD ART STUDIO 【グループ展】
「Scatter Gather Group Exhibition Vol.5」
Gallery MORYTA 【グループ展】
「韓美華・川崎泰史二人展」
27日 福岡アジア美術館 【展覧会】
「ルーブル美術館特別展 ルーブルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」
つきなみ講座【トークイベント】
「パイクとカプーア~欧米で活躍するアジア出身の美術家」
31日 konya-gallery 【トークイベント】
福岡アートジャーナル 第1回 公開編集会議
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注)掲載している画像や文章の中には、特別に許可をいただいているものもあります。内容の無断転載及び複製等の行為はご遠慮ください。
*最終更新:2017年7月